価格の高い安いはお客様が感じるもの💴✨
宮城県仙台市で
商空間スタイリスト講師&VMDコンサルタントとして
お客様にとって魅力的で快適な、店舗空間づくりを応援している
Grace Management 代表の柿崎和香です。
今日は
『価格』についての所感を書きます。
私は前職のハウスメーカーで
インテリアコーディネーターとして勤めていました。
家をお建てになるお客様へヒアリングをし、
ご予算等を相談・調整しながら
内装の壁紙・照明・窓まわり・造作家具・置型家具等の
インテリアトータルコーディネートを提案・打合せしていました。
お客様が住みやすく・快適な生活をおくれる様に
お部屋をしつらえる事が当時の私の使命でした。
打合せをさせて頂くお客様も多様で、
年齢層・職業・家族構成・間取り・インテリア嗜好も
もちろん一度として同じ組み合わせはないのです。
インテリアのご予算も
数十万~数百万💴✨と価格帯も様々でした。
私は打合せの中で
商品価格を提示する際は、
『こちらの商品は、高いです。』
『こちらの商品は、安いです。』
とは、言わないことにしていました。
それは
その価格を高い・安い。
あるいは妥当と感じるのは
『お客様の価値観によって変わる』からです。
例えば、
お客様がお気に召されたカーテン生地商品が
フランス製の刺繍がほどこされた繊細な生地を、
販売する側の私が高いと感じたとしても・・・。
この生地は手の込んだ刺繍が細い糸で
繊細に織られているフランス製の生地です。
カーテン縫製仕様にもランクの違いがあります。
実際にカーテンを窓にかけるとやはり、
こちらのカーテン商品は、しっとりたした
優雅なドレープ(裾のウェーブ)の仕上がりになり
窓に取り付けると、お部屋に映えますね。
と、お客様に丁寧に商品説明をさせて頂きます。
このような場合
価格を提示する際は、
『現状選定して頂いている商品より、価格が○○円上がります。』
『現状選定して頂いている商品より、価格が○○円下がります。』
と、ご案内すると明確ですしお客様との
価値観の差異がなくなります。
何故この商品が、この価格なのか
お客様が商品と価格にご納得頂ければ、
『妥当な価格』と感じるかもしれないですし、
『むしろ安い』と感じるかもしれないからです。
皆さまも、
自分だけの価値観で高い・安いと
お客様に伝えていませんか?
今日はこれだけ。
どんな商品&サービスにも通じる価格のお話。
大事なこと。
ではまた😊